稼げるママ自営業者になるための秘密の書 

母屋望が2017年に電子書籍で発売した「稼げるママ自営業者になるための秘密の書」を順に掲載していきます!!少しでも多くのママ自営業者予備軍の方に届きますように。

1.ママ自営業が失敗する理由 ~ d.数字


数字

お金の計算が出来ない

 私もそうでしたが、家計の計算はできるけど、商売としてのお金の計算が出来ない人は多いです。特に、比較的、女性はそういうf:id:omoyanozomi:20170827201731j:plain方が多いでしょう。

 お金の計算ができないというのは、四則演算が出来ないという事ではありません。売り上げと経費と時間と利益と税金と手取りの関係がわかっていない、という感じでしょうか。

 例えば、月に9万円稼ぎたいと思うとします。扶養の範囲内で働く方は、月9万円くらいを目指しますよね。

 

 売上9万円を目指したのでは足りません。欲しい手取り給料に加えて、経費や税金も含めて、必要な売り上げが算出されます。

必要な売上=手取り+経費(固定費や人件費を含む)+税金

です。

 経費も、経理的な経費だけでなく、人を雇ったり外注したときの外注費、例えば仕事用の服やアクセサリー、仕事をすることで、家族での外食やお惣菜、付き合いの外食食費が上がるのであればその費用も考慮しておくべきです。そうやって考えておかないと、意外と手元に残らないなぁ。。。という事になります。

 

 また、時間も重要です。

 上記の式から考えて、「手取り9万円の為には売上が30万円必要だ」という事がわかったとします。

 

 30万円であれば、子育てをしながらだと、月に仕事に集中できる時間が、1日3時間で、週に4日使えるとしたら、

 1日3時間 ×1週間に4日間×4.5週間=54時間

 30万円÷53時間 = 約5500円

 時給換算で、約5500円は必要です。時給5500円分の売り上げ。なかなか、ハードルが高そうな感じがするかもしれませんが、自営業だと大してハードルは高くないです。また、人を雇ったり、仕組みを作っていくことでも可能になります。いきなり最初から、時給5500円分を得られるとは考えず、ビジネスモデルを創りあげ、集客をして、経理的なことも考えつつ、仕組みを作っていくのです。

 

 見積もりを出す時、商品の値段を決めるときには、この時給換算額を考えて、金額を決める必要があります。

 いきなり、時給換算で5500円は難しいところもあるので、まずは、時給を3000円に持って行けるところを目指せばよいかなぁと思います。それ以下だと、主婦自営業者でも、継続して運営する事は難しくなってきます。

 

 余談ですが、私が今まで見てきた男性の中で数名、理想と欲しい金額が高すぎる方々がおられました。もしかすると、同じように女性でも、欲しい金額がいきなり高すぎる人もいるのかもしれません。実績がないのにいきなり高い料金を吹っ掛けると、お客さんになってもらえないですよね。実績とのバランスも考える必要があります。

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必要なお客さんの数がわかっていない

 売上が30万円だとわかったら次は、あなたの商品やサービスで、何人のお客さんが必要かを考える必要があります。

 しかし、それを考えていない方も多いです。1つの商品やサービスの単価が、仮に1万円だった場合、30万円を売り上げるには、単純計算で、30人のお客さんが必要です。

 実働日が15日だとすると、1日2人のお客さんに売る必要があります。果たしてそれが可能なビジネスモデルなのか。考える必要があります。

 

 

広告やマーケティングにお金を掛けられない

 集客にお金を掛けられないとなると、時間をかける必要があります。マーケティングや集客を学ぶ必要があります。実は、学ぶのにもお金がかかります。学ぶことにお金を使えないなら、ひたすら時間をかける必要があります。

 今余裕しゃくしゃくで自営業をしている人も、立ち上げ時点ではかなり努力して睡眠時間を削ったり仕事以外に時間を使わないようにしています。お金がないときは、時間を使うしかないからです。

 ただ子どもがいると、子どもがいない人のように、1日のすべての時間をビジネスの立ち上げに時間は使えません。幼稚園に通わせて、そこから深夜営業の保育園に預けて、朝お迎えに行って、朝ごはんだけ一緒に食べてまた幼稚園に通わせている自営業者さんもいました。そこまで割り切ってやれるなら、大丈夫だとおもいます。そこまで腹をくくって割り切ってできる女性は少ないでしょう。ただ、そこまでする必要もないと思います。

 

 必要な時に、マーケティングや広告に投資することは大事です。また、マーケティングや広告は、確実に投資額が回収されるという保証はありません。それでも、少額でためしながら損をしながら、やっていく必要があります。

 ただ、広告は何回試してもどうしても結果が出ない、という事もあるのです。それは、その広告があなたの事業と合っていないという事がわかったという事が収穫になるのです。

 そういうトライ&エラーを繰り返して、売上につなげていきます

 

 「学ぶ必要がある」と書きましたが、無理して費用を捻出して、高額セミナーに行くべきだという事ではありません。高額セミナーで学べることは、1000円ちょっとのビジネス書を10冊程度読めば、十分学べます。高額セミナーが高額なのは、

 高額である=結果が出そう

 高額である=信頼感がある

という風に思わせることができる、マーケティングテクニックです。また、高額なため利益率が高く、集客にお金をかけることもできます。「これだけのお金をかけたセミナーだから学んだことを実践していこう」と思って頑張ったら結果が出るという事もあります。

 よい高額セミナーもあります。ただそれは、ある程度実績が出て利益をだしているエグゼクティブや経営者が参加するセミナーです。初心者向けセミナーではまだ、高額セミナーに参加する必要はないのではないかなぁという印象があります。私はそう判断しますが、あなたが良いと思う高額セミナーであれば、参加されてもよいかとは思います。

 ただ、本当に、冷静に判断されてみてくださいね。

 

 

マーケットが無い、または、過当競争で戦う

 こじんまりとした商売をする方が多いです。

 「好きな事をやって稼ごう」という風潮も強いので、お金が稼げる仕事というより、趣味の延長になってしまう方が多いです。

 

 「好きな事をやって稼ごう」という事には反対しません。むしろ、好きな事じゃないと、粘り強く結果が出るまで取り組んだり、困難や逆境を乗り越えられません。

 「好きな事をやって稼ぐ」そこはよいと思うのですが、趣味の延長として仕事をしてしまうと利益が出にくい事と、友達をお客さんにしてしまいがちなところが、難しいです。

 趣味の延長で行うのであれば、単価を上げていくか、高単価で取引をしてくれるお客さんを見つける必要があります。趣味の延長で行ってしまうと、マーケットが小さすぎたり、過当競争になってしまっている場合があります。

 友達をお客さんにする場合、人間関係に影響を及ぼしてしまう事があります。慎重に考えて、お友達を勧誘してみてくださいね。

 

 例えば、ベビーマッサージも、うまくいっている人より、いっていない方が多いです。資格を取っている方が多いので、過当競争になっています。また、少子化で赤ちゃんが少ない上に、対応月齢が短いです。さらに、消費者の認知度も意外とまだ低い。つまり市場が小さすぎます。

 なので、やるとしたら、ベビーマッサージはお客さんと出会うための入り口商品と考えて、そのあとも提供できるサービスを考えるか、公的機関から受注し、コンスタントに公的機関からの下請けでベビーマッサージを行う方が安定するでしょう。

 

 他にも、主婦の方に人気の起業ネタでは、マーケットが小さく過当競争になっているところで起業される方が多いです。協会ビジネス、資格ビジネスの餌食になってしまっている主婦が多いところも、否めないです

 民間資格で起業を考えておられる方は、慎重になさってくださいね。

 

リピート性を考慮していない

 リピート性がない仕事だと、常に新しいお客さんを探し続けなければいけません。その為の労力や広告費を考えた料金設定が必要になるため、商品やサービス単価を上げる必要があります。

 リピート性があるというのは、同じお客さんから継続的に売り上げが上がる、何度も買ってくださるという状態の事です。

 リピート性がある仕事だと一度お客さんになってもらえると、そのうちの何パーセントかは、また購入してくださります。一度買って終わりのビジネスであれば、常に新しいお客さんを見つける必要があります。

 できるだけ、リピート性があるビジネスモデルを作るべきです。もし、リピート性が無い場合は、何かほかのビジネスと組み合わせたり、ビジネスモデルを考え直す必要があります。

 

 

新しいお客さんを見つける努力を続けない

 リピート性があるビジネスで、ある程度安定してくると、新しいお客さんを見つける努力をしない方が多いです。ほっておくと、お客さんはじわじわ減っていくものなのです。なので、ある程度は新規のお客さんが来る状態を持続しなければ、事業は少しずつ気付かないうちに、苦しくなっていきます。

 

1つの事業に、1つの顧客、1つのやり方に依存しすぎている

 自営業を始めて、お客さんが見つかるととてもうれしいです。その企業さんやお客さんの役に立ちたい!!と思ってしまいます。

 お客さんが少ないうちは、どうしても1つの事業、1つのお客さん、同じやり方に依存してしまいます。しかし、それはとてもキケンです。

 なぜかというと、その事業、顧客、やり方がダメになってしまった場合、0になってしまうからです。

 今ある事業、顧客、やり方を維持して目の前の生活を維持しながら、興味があることを事業化していく。また、ほかのもっとあなたに合うお客さんを見つける努力を続ける。他のやり方も模索してみる。そんなことを続けていく必要があります。

 

 

 

 

 


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